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手を動かすということ。

仕事を辞めてから何してるの?と
聞かれることが多くなった。
今はまだちょっと休みをのんびりと
感じてることが多いかも。
日々の買い物とか家のこととか
制作して発表できそうな場所探しとか
読書とか。
改めて家の本棚から本を出してくる。
私の持ってる美術書やHow to本、色の本。
旦那さんの建築の本。
読むのも見るのもちょっとしたLibrary

絵も描いてる。
しっかりしたものじゃなくて、
遊んでる感じで。
色だけでただ感覚で四角い紙の中に線をひく。
縦にも横にもいろいろたくさんひいてみて、
四角の中でのバランスをみる。
感覚鈍ってないかな?って。
手を動かすということ。_c0063808_2344612.jpg
旦那さんの本を読みながら描いてみる。
手塚貴晴さん+手塚由比さん
この建築家の方、フリーハンドで
とてつもなくきれいな線で
建物のイメージを描かれる。
何度か描かれてるところをテレビか何かで見ていて、
サインペンのようなもので
ササッと一本の線で正確なパースを捉えて描かれてた。
お見事!と思ってしまうほど。
そんなスケッチを見ながら鉛筆で模写してみる。

私は昔、美大を受験するにあたって
京都でわりと有名な画塾に通っていて
見る人が見れば「君、あそこ行ってるコやろ?」と
わかるぐらいクセのあるデッサンを描くコになってた。
大胆な構図、
出だしから2Bの濃い鉛筆で描いちゃうような
『ゴリゴリデッサン』
↑この呼び名でどこかわかる人もいるぐらい笑
それが板についてるものだから、
一本の線で最初っからバシッときれいに決めるのが
ちょっと苦手なのもある。
だからこの方のスケッチを模写するのは
ちょっとした訓練。
手って動かしてないとダメだなぁって思う。
この方も相当動かして描いて
このきれいな線を、手に感覚を
自分の物にされたんだと思う。
私の手の感覚はまだ『ゴリゴリデッサン』
欲ばりなのでどちらも身につけたいのです。
今さらでもいいんです。
これからの時間、制作をしていたいので。




by juri_ri | 2009-02-12 02:21 | お勉強
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