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レオナール・フジタ展

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もう半年ぐらい前から巡回してくることを知っていたので、
楽しみにしてました♪
『レオナール・フジタ展〜よみがえる幻の壁画たち』

実は私、レオナール・フジタ(藤田嗣治)の絵は
何度もいろんなところで観たりしていたのですが、
御本人については、ほとんどと言っていいほど、
存じ上げておりませんでした。
若くで渡仏され成功した人、変わったルックス、
だから名前もレオナールにしたん〜?ぐらい?
美大卒なのに!と思われるかもしれませんが、
意外と好きな作家さん以外はあまり知らなかったりするもの笑
つまり、そんなに好きな作家さんではなかったのです。

でも、今回のフライヤーの絵を観て、
この絵を直に観てみたい!と思いました。
それが図録の表紙にもなっている≪花の洗礼≫
三美神を思わせる女性たちの上から
天使たちがたくさんの花をふらせて祝福しているかのような絵。
私が今までに見た藤田嗣治の絵は
彼を有名にした≪素晴らしき乳白色の地≫が
あらわに表現されているものばかりで
こんなにも艶やかな絵を知らなかったのです!
この絵は会場に入るとすぐにあり、
当然のことながらフライヤーで観るより、
もっともっと繊細な色使いで見惚れました◎

今回の展覧会は1992年フランス・オルリー空港近くの倉庫で
丸まった絨毯のような状態で画布が発見された
幻の大作と呼ばれる縦横3メートルにおよぶ4点の壁画を
メインとして、日本でも描かれた壁画などを展示してあるものでした。
壁画と言っても、湿気や地震のことを考えてキャンバスに描かれています。
中には私も行ったことのある京都・関西日仏学館のための絵もありました。

そして、さらに私がほぉ〜と見惚れたのは
晩年に生涯を賭けて作り上げられた礼拝堂の壁画でした。
藤田嗣治は日本国籍を抹消、フランス国籍を取得し、
キリスト教への改宗を決意し、レオナール・フジタとなったそうです。
私の単純なイメージとはまったく違う物語でした。
無知とは恥ずかしい限りです。。。

礼拝堂の内部を鮮やかに埋め尽くすフレスコ画のための
原寸大の習作がたくさん展示されており、
そこに描かれている人物の表情はとてもやわらかく、とてもきれい。
御年80歳という年齢を感じさせないとても力強い絵。
実際、内部のフレスコ画はたった一人で4ヶ月かけて
描かれたものだそうです。
ハイビジョンで写し出された礼拝堂の映像は
変色しないよう絵具に気をつかわれた証しのように
とても色鮮やかでした。

展覧会に行って、改めてその作家さんを知るというのはよくあることですが、
今回はほんとにほんとに行ってよかった!と思える展覧会でした。

最終日を前にして図録は完売。
最終会場ということもあって再版もなし。
欲しかったな〜と思っていると、「こんな感じだったんですよ」と
店員の方が傷物で販売できなくなった図録を見せてくださいました。
表紙は≪花の洗礼≫
中の印刷の色もきれい!
んん〜ダメもとで「これを売っていただく事はできませんか?」
と聞くと、「傷があることをご了承いただけるなら。。。」と
無理を聞いていただきました。
無理言ってすいません、でも図録嬉しい〜☆

長々と書いてしまいましたが、
観に行ってよかった◎
きれいな水が身体に染込むように感じた展覧会でした♪


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by juri_ri | 2010-01-27 16:15 | アートなご案内

THIS IS IT

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今さら?!ですが笑
旦那さんと観に行ってきました♪
第一回目の上映時は旦那さんも仕事が忙しく、
インフルのこともあるので映画館かぁ〜と思っており、
私にMichael Jacksonを教えてくれた母が
DVDを必ず購入すると言ったので、それを待とうかな〜などと
思っていました、が…。
再上映が決まり、旦那さんもお休みに入り、
ちょっとMichaelに興味を持ってくれたので
(うちの旦那さん、洋楽にあまり興味がありません!)
これは行かねば!と思い、無事行けました◎

初上映の頃は満席で、日本でも拍手喝采、standing ovationだったり、
手拍子、歌う、泣く…などかなりの反響があったそうですが、
ちょっと離れたミニシアター、観客は20人ほど。
ゆったりと観れるからいいか!っと思い、上映。

最初でもう泣きました。。。笑

そして、全部知ってる曲ばかり♪
曲に合わせて、つい身体を揺らしてしまいます♪
この大画面で静かに観るなんて、そりゃ無理やわ〜!
もったいない!

もともと洋楽好き、Michael大好きの母の影響から
小さい頃から聴いていた歌声。
ライブにはさすがに行けなかったけれど、
CDやビデオ、Tシャツなどが数多く実家にはあります。
Diana Ross主演のミュージカル映画『THE WIZ』なども思いだす!
「オズの魔法使い」のアレンジで、
中学ぐらいときに探し出してMichaelのカカシ姿観たな〜♪
奇行が騒がれたときも母と「子どもの純粋さを持ってる人だ!」と
言ったりもしてました。

上映されているMichaelは歌声もダンスも昔のままで、
今さらながらに以前の音源やPVをどんどん聴きたく観たくなる感。
ネタバレになるので詳しくは書き込みませんが、
「love」や「God bless you」と何度も言っていたMichaelが印象的でした。

上映後、泣いてた私に旦那さんはびっくり!笑
そして、そこまで知らなかった旦那さんは
家に帰ってからMoonWalkの練習をしている有様です笑
しっかり影響されて帰ってきましたね♪
しめしめ!

母ももう一度行こかな〜!と言っていたので、
私も行こうかな〜と思います◎


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by juri_ri | 2009-12-29 23:19 | アートなご案内

友人たちの展覧会。

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当日お知らせになって申し訳ありません。
東京・神田神保町のギャラリーにて
大学のときの友人たちがグループ展を開催しております。

  『Wonderful life〜素晴らしき日常〜』
  12月1日(火)〜12月7日(月)
  東京都千代田区神田神保町1-18-10
   Amulet(アミュレット)2Fギャラリー
  12:00〜20:00

一枚一枚手描きされた見ていても楽しい食器や 
私も愛用してる、華やかで繊細なビーズアクセサリー、
コンパクトに持ち運ぶこともできるルームシューズや
様々なシチュエーションを楽しめる手作りの帽子、
子どもが生まれたら絶対着せたい!と思うほどかわいい子供服などなど。
作品の様子や、blogなどがきちっとヴィジュアル担当によって
HPに作られておりますのでよろしければ覗いてみてくださいね♪

  『Wonderful life〜素晴らしき日常〜』
このHPより各作家のHPに行くこともできます◎

まずは東京近郊にいらっしゃるようであれば、
一先ず楽しみに行ってみてくださいね♪
日常を「素敵」に変えてくれるものに出会えるとおもいます!


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by juri_ri | 2009-12-01 18:52 | アートなご案内

500色から25色。6回目

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もうすぐ七回目が到着しそうなので、六回目のご紹介!
『FELISSIMO』から届く「500色の色えんぴつ」
ようやく違う色みがやってまいりました。
紫系の25色。

紫色。
私のおばあちゃんが藤色や葡萄色の服をよく着ていた印象があるので
年をとったら似合う色なんだろうな〜と
勝手に解釈していた色。
グレーに染めた髪や白髪にやわらかく馴染む印象がある。

学生の頃、染色の授業で草木染めを生業にされている先生から
歴史の中でみられた紫色のお話を聞いて、
実際に貝紫(貝の分泌液で布を染め、日光にあてると
黄緑がかった色がとてつもなくきれいな紫色に変色する)を染めたとき
紫色ってなんて不思議な色なんだろう!と思ったこと。
小ぶりの巻貝から採れるわずかな分泌液で
クレオパトラは旗艦の帆を染めさせたというからすごい!
聖徳太子の定めた冠位十二階では、最上位の色だし、
中国でも天帝の色として、他の者の使用を禁じた「禁色」だった。

一般的に知られていることもあるからか、
色の名前にもいくつかそんなイメージのものがありました。

*魔法使いのマント
*ミッドナイト
*紫禁城の沈黙
*ムール貝のワイン蒸し
*新大陸に実る巨峰
*水車と黒いチューリップ
*スターチスのドライフラワー
*雷小僧
*プラムのタルト
*ジェラシー
*華麗なダンス
*闇夜のカーテン
*ため息のベール
*夕暮れの雪景色
*ヘリオトロープの香り
*大正ロマンの紅藤
*野生のルピナス
*ヒースの丘
*夕立の雨宿り
*聖母マリアのすみれの花輪
*南仏のラベンダー
*琉球の瑠璃柳
*ライラックのティアラ
*天女の羽衣
*平安京の藤棚

なにかこう心を揺らすような情景をイメージしそうな名前たちでした。

七回目は何色系かな。


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by juri_ri | 2009-11-21 16:04 | アートなご案内

お知らせ。

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これは昨年の出品作品。

この時期、いつもなら12月いっぱいを使って
毎年京都で大きく開催される
『How are you,PHOTOGRAPHY?』という写真展に参加をして、
作品づくりに追われている日々なのですが、
今年は、体調のこともあって、
急遽、参加を取りやめました。
DMなどの発行物が出来上がってからの取りやめなので、
たぶん、京都市内で見かけられるDMなどには
ギャラリーマロニエの欄に私の名前が掲載されていると思います。
関係者の方々には大変ご迷惑をおかけしてしまいましたが、
快く、承諾してくださったので感謝しております。
来年、必ず、いつもの定位置に戻ってまいりますので、
よろしくお願い致します。

実際、写真もかなり撮りためていたので悩んだのですが、
私の中での完成型を想像すると
まだまだぎりぎりまで写真を撮りに行きたかったので、
それを考えると、今ある写真だけでは出来上がらないな、と思い
断念いたしました。
作品を作るのに体力がいることも大きな要因です。

来年の『How are you,PHOTOGRAPHY?』で展示するか、
それまでに違うところで機会があれば
積極的に展示したいな、と思っていますので
その際は、ここで必ずご案内したいと思います。

気分的にめちゃ元気なので展示したいのはやまやまですが、
病み上がりなので、今年いっぱいはおとなしくしとこかな〜と
思ってます笑
新しいカメラもきっと活躍したくてうずうずしていることでしょう◎


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by juri_ri | 2009-11-18 17:00 | アートなご案内

日本刺繍。

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溜まっていた出来事2
1日体験で日本刺繍のお教室に行ってました。
してみたいな〜と思っていたところにこの講座を知って、
飛びつきました笑

2時間ほどの体験講座なので、
3cmほどのくるみボタンに仕上げる小さな刺繍でしたが、
黒地に赤梅で粋な感じ◎
木枠の机にピンと張られた絹布に絹糸で刺繍をするのが
日本刺繍だそうです。
私、こういう作業が大好き笑

小さい頃、母が婚礼衣装の着物に刺繍をしていたのを
見ていたので、やってみたいな〜と思っていたのです。
母は日本舞踊をしていたこともあって、着物に慣れ親しんでいた人。
京都では『京刺繍』という伝統工芸で
着物屋さんや帯屋さんから手先が器用なのを買われて
お願いされていたそう。
京都らしいですね。
なので、京都じゃないと習いにも行けないだろうな〜と
思っていたら阪神間にもありました。
今回はとりあえず、御影にあるお教室に行ったのですが、
調べてみると西宮にも違うお教室があって、
そちらは元は京都の刺繍屋さん。
伝統工芸士の方が教えてくださるそうなので、
京刺繍が習えるならそちらのほうがいいな〜と思いつつ、
こんな状態なので、習うならもう少し先になりそう。

とりあえずは自己流でやってみようか?!などと
美大生な感覚で思っております笑
和紙屋さんバイトしてたときに和柄の意味合いとか
把握してる、描けるしね♪


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by juri_ri | 2009-11-09 11:41 | アートなご案内

バラと夢の人。

休日出勤が続く旦那さん、
お昼ご飯は一緒に食べよ!と
ランチ時に旦那さんの会社近くへ。
ちょっと歩いて靭公園付近のパスタ&ピッツァ屋さんへ。
コの字型のお店の中には小さ目だけれど、石釜があって、
カリもっちりなピッツァがとっても美味しかったです◎
旦那さんはそのまま会社へ戻り、
私は靭公園で満開に近いバラを撮りに行ってきました♪
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府花ではないようですが、
中之島や靭公園にはたくさんの品種のバラが咲いていて
思わず観てしまいます。
特定の人の名前がついていたりするから
観ていて、イメージが膨らみます◎

休日出勤の一緒ランチは何度かしているので
その後、私はいつもふらりと歩いて梅田まで戻るのですが、
今日はたまたま歩いていくと偶然『国立国際美術館』の前へ。
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この道、こんなところに続いてたのか…と思いながら、
コレは、観なさい!ということかな?!と思い、
インフォメーションへ。
実は、ランチをしながら旦那さんに
国立国際美術館で今してるコレクション展に
ゲルハルト・リヒターの作品展示してないかな〜?
電話して聞いてみようかな〜?と
言っていたのです笑
確か、一枚大きな作品を持っているはず!
リヒターはこの間私の夢に出てきたアーティスト。

カウンターにいらっしゃる方に
「コレクション展にはゲルハルト・リヒターの作品は
 展示されていますか?」と聞くと
さすが学芸員さん、「リヒターですか?展示してありますよ!」
とのこと。
これは、もう観ないと!と思い、
カンディンスキーやピカソ、デュシャン、
クリスト、ホックニー、キーファー、マン・レイ、などなど
美術館に収蔵されてる作品はどれも魅力的な作品で
いっぱいですが、もう何度も観ているのもあって、
リヒターだけ、がっちり観てきました。笑
たぶん、室内にいらっしゃった学芸員の方々はびっくりされてたかも。
観に来てる人が休日にも関わらずとっても少なくって、
カツカツ足音を鳴らしながら、
5部屋あるギャラリーをリヒター探して必死だったので笑

「Abstract painting(648-1)」という絵。
かなり色数の多い、しっかりとした強い作品なので
私の今の気持ちとはちょっと違うけれど、
ただただ色の中に飲み込まれるように観てきました。
観ている真横にキーファーの「星空」があって
地に足着いてない心持ちになったけれど、
そちらはちらっとだけみて、リヒターでいっぱいになって
帰ってきました。
ほんま、いいタイミングで展覧会やってて、
いい具合にその道を歩いてきたな〜。

もう少し寒くなってきたらキーファーの「星空」観に
行って来ようかな。笑
コレクション展は12月13日までされていて、
何度でも観に行けるような身近な展覧会です◎


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by juri_ri | 2009-10-17 18:57 | アートなご案内

伊島薫 写真展

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無事にホワイトセージが買えた私は急いで銀座へ。
『BLD GALLERY』でされている「伊島薫 写真展」を観るため。
なんとなくの場所はわかるものの、辿り着けなくて
でもじっくり観るなら時間が気になって、
とうとうギャラリーに電話して聞いちゃいました。。。
聞けば、なんやそんなところやったんや〜という場所。
入った瞬間、電話してきた人だ!とギャラリストの方は
わかったみたいでした笑ありがとうございました。

伊島薫さんの写真を知ったのは
1994年創刊された「zyappu」というファッション雑誌。
そこに連載されていた「連続女優殺人事件」という写真シリーズ。
有名な女優さんがブランドの服を身につけて
死体の振りをして撮影されてるもの。
観たとき、リアル過ぎてちょっとこわかったけれど、
その色の鮮やかさがきれいで、毎回それが観たくて雑誌を見ていた。
まるでドラマのワンシーンをそのまま切りとったような風景。

でも今回、この写真展を知ったのはまったく違う写真。
HPで見つけて光の線がとてもきれいで観てみたい!と思ったのは
「一つの太陽ーOne Sun」というもの。
写し出された丸いそらの写真には
太陽の1日の軌跡が光の線を描いている。
めちゃくちゃきれいで、なんだか切ない。
この写真、生で観たいな〜と思って調べてみたら、
あの写真撮ってた人だ〜!と思った。

そして、長い展覧期間、
ちょうど私たちが東京に向かう前に「一つの太陽」の期日は終了。
引き続き、展示されたのが
「最後に見た景色ーLandscapes with a Corpse」
私がずっと観ていたあのシリーズの続きでした。
その時はどんなコンセプトで作られたものか
知らなかったのですが、
女優さんと「理想の死」について話し、
それを演じてもらうというコラボレーションなのだそうです。

同じ人が撮ったとは一瞬思えない写真ですが、
「死体」と「太陽」は「陰」と「陽」で
「死体」シリーズがあるからこその「太陽」なんだそうです!
フライヤーにも伊島さんの言葉でそのようなことが書いてありました。

私の行った日は「最後に見た風景」が始まって間もなくだったのですが、
開催前には伊島薫さんと小泉今日子さんを迎えてレセプションが
行われたいた模様。
だからなのか、私が雑誌で観ていた小泉今日子さんとコラボされた
「死体」シリーズの写真が大きく展示されていました。
1993年の作品だそう。
これ、めちゃくちゃよく覚えてる。
雑誌が創刊された年、1994年は
私が、まだまったく美術を志していなかったときなのに、
よく興味を持って観てたな〜。
そういえば、写真がきれいな本はよく買っていたっけ。
そこからもう今の私に繋がる何かが始まっていたのかもしれません。
だから、よけい、観れてよかった。と
思える展覧会でした。

閉館30分前に入ったので
たった一人で雑音もなく、
ゆっくり写真を観れたのもよかった。
「一つの太陽」も数点は生で観れたんです。
ほんと、よかったな。


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by juri_ri | 2009-10-09 21:48 | アートなご案内

メアリー・ブレア展

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『MOt(東京都現代美術館)』地下で「伊藤公象展」を見て、
いよいよ「メアリー・ブレア展」です♪
こっちにいる友人がちょっと前に今から観に行ってきます!っと
メールのやりとりの中で言っていて、
良いな〜!でも関西こーへんよな〜って思っていたのですが、
観に来れてよかった〜♪
『色彩』がキーワードになっていたので、
ほんっとに観に来たかったんです!

メアリー・ブレアは1939年にディズニー・スタジオに入社し、
コンセプト・アートなどを担当した人。
2006年夏に『MOt』で開催された「ディズニ-・アート展」で
一部が公開され、そのときにもっと見たい!と印象深く声が寄せられたそう。
今回はスタジオジブリ/三鷹の森ジブリ美術館が企画制作協力をしていて
資料として保管されてる貴重な原画を始め、500点が展示。
アメリカに渡り2500点以上の中から直接選定されたそうです。
他には写真や映像、使い込まれたデスク用品が展示されていました!
アメリカから門外不出の作品のたった一度だけの展覧会。
平日でも人でいっぱいでしたが、
一枚一枚、じっくりと時間をかけて観てきました。

最初はメアリー・ブレアと
同じくイラストレーターである夫リー・ブレアの水彩画が。
色使いや筆のタッチがとってもアメリカン・ファイン・アート。
そこからディズニースタジオでの仕事の作品へ流れます。

ストーリーライターが書いた話を元に
キャラクターやその世界観をイメージして描かれた
ストーリースケッチはすでに私が知ってるディズニーらしいイラストで、
たくさんの色が使われているにも関わらず、
観ていてとても落ち着く配色でした!
そして、何より愛らしくて、かわいい!
数人の赤ちゃんたちがバレイを踊る「ベイビーバレイ」は
ぷっくりぽっちゃりな赤ちゃんたちがめちゃ可愛い◎

ウォルト・ディズニーらと行った南米旅行でのスケッチから
色画用紙に描かれた絵はさらに色の美しさを増してゆきます。
配色のバランスの良さに鮮やかさがプラスされて
とってもきれい!
さらにコンセプトアートが続き、
「シンデレラ」の光と影はため息がでるきれいさでした。
フライヤーにもなっていた「不思議の国のアリス」や
様々な緑が美しかった「ピーターパン」
「ウォルトが信じたひとりの女性」と
展覧会にはサブタイトルがついていますが、
それは頷ける才能でした。

本や広告の仕事にはディズニーのような可愛らしさと
持ってらしたファイン・アートの要素が相まって、
この広告実際観てみたかったな〜と思いました。
やっぱりその時代に感じれるというのは大事!

そしていよいよ「it's a small world」
ディスニーランドのアトラクションプロジェクトです。
会場自体もイラストの映像が高い天井近くに
幾つも写し出されて画面を変えます。
たくさんの色のモザイクで作られたような絵は
どれも観ているだけで楽しくなってきます。
東京ディズニーランドにあるアトラクションには
私ももちろん入ったことがあったけれど、
今の私にはこの展覧会場が楽しいアトラクションのようです♪
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会場最後には記念撮影コーナーが作られ
このようなタペストリーや花のライティングが◎
かなり長い時間いましたが乙女心満載になれる
展覧会でした***

特別に作られたショップにはメアリー・ブレアが描いた
様々な絵やキャラクターがグッズになり、
ポストカードの棚には近づけないほどの人集り笑
原画はセロファンで作られていたカラフルな
グラデーションの「it's a small world」の
コンセプトワークの絵はがきを一枚。
あとは図録がよかったのでそちらを購入。
私が行った月曜はまだ図録はたくさんあったのですが、
水曜に友だちが行ったときには完売してたそう。。。
すごいね!

東京でしかしない展覧会の度に悔しい思いをしてましたが、
今回はほんとに観に来れてよかった〜♪
絵が描けるってほんとにすごいことなんだな〜と
改めて思った展覧会でした。

気持ちいっぱいになって、次は青山へ♪


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by juri_ri | 2009-10-06 19:13 | アートなご案内

伊藤公象-秩序とカオス-

『ペニンシュラ東京』をチェックアウトしたあと、
荷物があったため、一先ずコインロッカーに入れるため東京駅へ。
そこから大手町まで歩いて清澄白河へ。
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『MOt(東京都現代美術館)』で展示されてる「メアリー・ブレア展」
お目当てで行ったのですが、
チケット購入時に同時開催されていた展示が気になって、
一緒に観てきました。
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「伊藤公象-秩序とカオス-」
すいません、わたくしこの方を存じませんでした。
現代的な陶芸作品ってほとんど知らないかも。
失礼致しました。
最初、チケット売り場に置かれていたフライヤーに魅かれて、
インスタレーション?!それは観んとあかんやろ〜!と
瞬時に思い、チケットを購入しました。
メアリー・ブレア展を見る人は半額になるっていうのはどうなん?!と
思ったけれど。。。

直感で行こう!と思ったので、どんな素材で作品が作られているのか
その時はまったくわかってなかったのですが、
会場に入ってびっくり!
薄くスライスされ紙のようにぐにゃっと手で丸め込まれた粘土色の陶が
低い台の上にずらっと並べられています。
陶芸やったんや!?という思いと
全部、陶芸?!フライヤーの作品は陶に見えなかったぞ?!
という思いが同時に浮き上がります。

二作目は同じ粘土色の丸められた陶の円と
同じようにぐにゃっと丸められたアクリルの円が交差しています。
この美術館の吹き抜けになっている大きな部屋に
フライヤーの作品がありました。
歩く振動だけで崩れちゃうんじゃない!?と思えるほど。
粉を型にぎゅっと詰めてぱこっと出しただけみたいな印象。
ガイドによると、釉薬の原料「長石」と
酸化アルミニウムの粉「アルミナ」を紙箱に詰め
焼成したものだそうです。
こんなに脆そうにみえて陶なんて驚きでした!

中庭にあたる屋外にも作品は展示してあり
そちらは鉄分の多い粘土を塊のまま冷凍し、
その後、高温で焼き上げたもので大きな円が作られていて、
他にもピンクに色をつけた長石がガラスが溶けているみたいな、
それとも何かの結晶みたいなものになっている作品など
様々な手法で表現されています。

どんな人なんだろうと思ったら、
場内にインタビューや制作風景を収めたビデオが流されいて、
今年で77歳になられるがっしりとした体格の方でした!
驚きとともにその新しい手法への意欲に感服します。

図録表紙になっている作品は自立して立っているのが
不思議なぐらい薄く、所々に見えるエッジの鋭さに
繊細な美しさを感じます。
最後の部屋に展示された作品は昨年から今年かけて作られた作品で
ひだのある紙が部屋の壁を埋めていました。
紙の上に水分をたっぷりと含んだ粘土を置き作られたもので、
一枚一枚違う表情の紙はやわらかくも強い印象。

知らずにふらりと入った会場だったけれど
好きになる作品に出会えてよかったです。

そして次はメアリー・ブレア♪


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by juri_ri | 2009-10-05 12:14 | アートなご案内