2009年 05月 08日 ( 1 )

インシデンタル・アフェアーズ

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実は4月のうちに観に行ってました。
サントリーミュージアム天保山で行われていた
『インシデンタル・アフェアーズ うつろいゆく日常性の美学』
もう一回観に行ってから書こうかなぁ〜と
思っていたのですが、
花を観に京都へ帰ってばかりいたら日を逃しました笑

旦那さんと朝イチの美術館を狙って行った日は
奇しくも朝から雨の日。
でもそのおかげで誰もいない空間を楽しむことができたのも
本当なので良かったかも?!
私は楽しみにしてた作家さんの空間を独り占めしたかったんです笑
タイトルとなる「インシデンタル」は
[偶発的な][とるに足らない]という意味のあることば。
日常の中にある、思いがけない美や非日常な様相を
捉えて表現した展覧会と図録にありました。
関西でこんなにたくさん、一斉に現代アートの
展示があるのは少ないので楽しみにしてました♫
全部は書き込めないけれど、幾つかを。

まず入ってすぐのヴォルフガング・ティルマンスさんの写真。
美術館のHPで作品を見た時から生で観るのが楽しみだったひとつ。
「自由に泳ぐ者」と名付けられた作品は
水の中に落とした色を印画紙で掬いとって感光させたもの。
幾数の色の線がたゆたいながら写る作品は
実際はとても大きくてびっくりしました!
人がいなくて話し声もなかったので
ほんとに時間が止まってるみたいだった。
とぷんと水の中に飲み込まれたみたいでした。
私が何度もこの部屋に帰ってくるので
入口から見える警備員さんは不思議に思ってたかも。
近づくと額のガラスに非常口マークが写るのが
残念だったけれど、作品はとても魅せられました♪

いっちばん観たかった、体験したかったのは
宮島達男さん「MEGA DEATH」
1から9までの数字をカウントする
デジタルカウンターが三方の壁を埋めます。
様々なタイミングで進むカウンターは生と死を象徴的にするもの。
1999年ヴェネチア・ビエンナーレに出展され話題を呼び、
関西での展示は初めて。
この作品来るってわかったから来たようなもんでした笑
まっ暗にされた展示室の中で
たくさんあるのに静かに数字だけがカウントを繰り返します。
ある一角に足を踏み入れると突然の暗転がきて
しばらくの後、またふたたび数字がカウントされ始める、
そうなのですが、それを体験できませんでした。。。
だからもう一回行こうかと思ってたんだけれどね。。。
「生」から「死」、「死」から「次の生」へのリズム。
突然現れる「人為的大量死」
その作品はただ圧巻されるだけでなく、
感嘆するだけでなく、
なにかものすごく重要なことに気づいたり、
投げかけられているように思えました。
観れてよかった。

他にはトーマス・デマンドさんの紙の模型の精巧さに驚き、
榊原澄人さんのやわらかなイメージの映像に喜び、
さわひらきさんのコラージュな木馬の映像にふんわりとなって
展覧を終えました◎

ひとりずつ、ひとつの空間に置いてあるものが多かったので
濃厚な時間を過ごしたように思えます。
インスタレーション作品をたくさん観た気持。
ほんとになかなかこういった展覧会が
関西は少ないのでこれからも大歓迎するから
たくさんしてほしいな〜♪
外に出ると雨は上がり青空が◎
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by juri_ri | 2009-05-08 15:51 | アートなご案内