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出雲へ。3

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御本殿拝観のため、
当日は最も神聖な場所にお伺いするため、
服装なども出雲大社よりご案内がありました。
襟・袖付シャツ、長ズボン、スカート、和装、靴等
(但しTシャツ、ジーンズ、ジャージ、短パン、
カーゴパンツ、短いスカート、スパッツ、作業着、
サンダル、ミュール、裸足等は不可)
厳守です。
待ち合いのテントの中、
宮司さん、ボランティアの方々が
汗をかきかき、お話やご案内で
待ち時間を和ませてくださいます。
それでもノースリーブの方や
襟無し、サンダルの方がいらして
ちょっと無粋やなぁと思ってしまいました。
観光ではないからね。

まとまった人数で『大社造り』と呼ばれる
御本殿へ高めの階段を昇ります。
まわりをぐるりと歩き、
装飾をながめます。

御本殿の中を見せていただく前に
宮司さんより簡単な説明をしてもらい。
いざ、内を。
本来、大国主大神さまは正面ではなく
西を向いて鎮座されているそうです。
そして、天井には江戸時代に描かれた
極彩色の雲の絵が。
普段は開けることのない御本殿。
光に触れることがほとんどないからか
200年以上経つのに色は褪せることを知りません。

この雲は、素盞嗚尊が
「八雲立つ 出雲八重垣妻籠みに八重垣作る その八重垣を」
と詠われたことによるそうですが、
実際には七つしか雲はないのです。
雲の配置や配色、逆行している1つの雲のことなど
まだ謎めいたところが多いそう。
中心下に描かれた1つの大きな雲は
「心の雲」と言うそうです。
遷宮斎行直前の牛の刻に
唯一の黒雲部分に「心入れ」という
秘技が行われたと言います。

ほんとに短い時間だったけれど、
神様のお住まいを訪れさせていただいて
よかったと思います。
お留守の間にお邪魔致しました。
ありがとうございます。

出雲大社自体が、神々しい、
とても気持いいところでした。
またよせてもらいたいな、と
思います。

高速バスで一泊二日の
慌ただしい旅行だったけれど、
雄大な大山も観れたし、
電車からきれいな日本海もみれたし、
ランプと檜の温泉にも入れたし、
大山のインターで
おいしい乳製品も堪能したし笑、
連れられそうな茜色のそらも観れたし、
よかった。

建物探訪しすぎるから
気遣ってくれるけど
気になさらずに〜。
連れってってくれてありがと。
旦那さん♫


by juri_ri | 2008-08-09 14:10 | 一建築
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