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建築家 坂倉準三展-モダニズムを住む-

昼前の新幹線に乗り、ちょっと東京へ。
旦那さんの出張があって前乗り便乗して行ってきました。
今年5月に行ってきたばっかりなんですが、
今回も観たい美術館と建物探訪です♪
建築家 坂倉準三展-モダニズムを住む-_c0063808_13361129.jpg
昼過ぎについてホテルに荷物を預け、
すぐ近くの『パナソニック電工 汐留ミュージアム』へ。
ここへは何年か前、重森三玲さんの展覧会を観に来てます。
今回は「建築家 坂倉準三展-モダニズムを住む-」
旦那さんが前回来たときから終わるまでに観に行きたいな〜と
言っていて、今回は坂倉準三さん巡りとなりました。
坂倉準三さんは20世紀建築の巨匠ル・コルビュジエの弟子として
近代建築を伝える優れた作品を多岐にわたって残されたそうです。
残念ながら、『神奈川県立近代美術館 鎌倉』で同時開催されていた
「建築家 坂倉準三展-モダニズムを生きる-人間、都市、空間」は
一足早めの終わりだったので観に行けませんでしたが、
鎌倉が都市や空間の大きな建物の展示で
こちら汐留は住居がメインの展示でした。

私はこの方を詳しくは知らず、
しかも住居メインだった為、モダニズムの時代を感じさせる建物だな〜と
いうことぐらいしか理解できなかったのですが、
見事な住居模型を観ていると
旦那さんの母校の名が!
旦那さんがこそっと「○○さんの名前あるやろ」と
知ってる方の名前を教えてくれました。
それだけで急に親近感湧くね笑
さらに観進めていくと、南青山にある『岡本太郎記念館』が!
あぁ!あの建物建てはった人やったんや!
『岡本太郎記念館』は5月に行ったところ!
アトリエ兼住居だった空間は丸みを帯びたところで
岡本太郎さんらしいな〜と思えるようなユニークな場所だった。

大阪に事務所を構えてらっしゃったのもあり、
大阪や兵庫の住居も多く、
聞くと芦屋にある会館も設計をされていたそう。
建物のイメージがまるで違うので
同じ方だとは思いませんでした!

ガラス戸や籐でできた椅子も展示してあり、
今見てもとてもきれいなフォルム。
今ではよく見るグッドデザイン賞の選定委員長も務められていたそう。
展示の講演会では事務所に在籍されてた方が
「正しく古いものは、永遠に新しい!」と締めくくられたらしく、
確かに!と思いました。

図録や図面集は完売しているほどの盛況ぶりで
多大な影響を残された方なんだと、改めて知りました。
私は旦那さんと一緒にいることで
全く知らなかった建築のことを少しずつ知って
面白いな〜と思っています♪
逆に私から旦那さんに何か面白いな〜と思えるものことを
知ってもらえてたらいいなぁ◎


by juri_ri | 2009-09-26 13:34 | アートなご案内
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