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安藤忠雄建築展

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終了前日のギリギリで行ってきました。
サントリーミュージアム天保山でされてた
「安藤忠雄建築展2009 対決。水の都 大阪vsベニス」
建築士の旦那さんはほぼ知ってる内容ばかりなのですが、
模型がたくさん来ているのを知って行ってみたいな〜と
私が言ってました笑
クオリティ高い模型って見てるの好きなんです笑
欲しくなっちゃうし、私も作ってみたい!って思う。
行かれた方のレポでも大きな模型が圧巻だとありました。

閉展の週末ってものすごい混み合うってわかってたけど、
入場制限が。。。
しかも本来の入場は5階からなのに
混んでるから出口の4階から入ってくださいとのこと!
そんなに?!と思っていたら
どうやら5階の会場で安藤忠雄さんがギャラリートークをされていて、
その後サイン会会場と化していたので
ものすごい人数が5階にいらっしゃったようでした。
4階には比較的小さめの模型がたくさんあり、
私も幾つか実際に建物としてみたことがあるものもあって
うんうん!ってなってました。
なにしろこの美術館も安藤さんの設計ですから!

5階に向かうとそこはまだ人でいっぱい笑
プンタ・デラ・ドガーナ再生計画という
水の都ベニスにある歴史的建造物を保存しながら
現代美術館に改造されたプロジェクトの展示があり、
フライヤーにあるベニスの街の一画が木の模型で作られていて
細か〜い!!!!!
旦那さん曰く、こういった模型はだいたい学生さんが借出されて
作られているそう笑
まぁ、それも勉強だよね?!
こちらのプロジェクトは今年6月に竣工。
そして人集りの大きな部屋にはめちゃ大きな大阪の街並が!
中之島が丸々!
確かにこの大きさ、圧巻です!
だって模型なのに淀川に水が流れてる笑
知ってる街並が、歩いてきた場所がまんま模型になってます。
少し離れたところにある大阪城には府知事や市長の顔写真が笑
川沿いに桜並木が続き、
「(こうなれば)確かに天守閣からの眺めはいいやろうなぁっ」て
旦那さんが言った言葉に、あぁなるほどね〜と思いました。

今回、大阪vsベニスとサブタイトルにあるように
この展覧会は「水都大阪2009」連携事業にあたり
大阪もこのようにできるけれどしてみたらいかが?
と問いかけられているような展示だった。
観る順番逆になっちゃったけれど、
大阪のプロジェクト案を観た後に
ベニスではこのようにしてみました、って展開されてるように感じた。
そして、1つ階を降りると水辺と関わりを持ったたくさんの建築事例が並ぶ。
人は多かったかもしれないけれど、順番通りに観たかったな〜。
せっかくストーリー立てて流れを作って展示してるのに
出口から入れられると、観る側の視点が変わってきてしまう。
水と都市、建物との関わりを見いだす展覧会のはずが
ただの安藤忠雄建築展と感じてしまったのは残念。
それ以外はまだ知らない建物の存在も知れて、
模型もたくさん観れてよかったです。
旦那さんは全部知ってるものばかりだったようなので、
物足りなかったかもね。
おつかれさまでした。

次回は7月25日から東京でやってたときから
関西に来るの楽しみにしてた『スタジオジブリ・レイアウト展』が始まるので
それも見にこないと♪
美大生になる前から、なんだか好きなエゴン・シーレの絵がくる
『クリムト、シーレ ウィーン世紀末展』が冬にはあるし、
今年は当たり年だと思います♪
サントリーミュージアム天保山!



by juri_ri | 2009-07-11 22:24 | アートなご案内
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